聖堂内陣
聖堂内陣の紹介
聖堂内陣は、聖書の天地創造に基づいています。
中央の十字架は、神でありながら人となった、主イエス・キリストです。
その後ろからあたたかい光が差し込んでいます。
「太陽」です。
聖書の初めに、「神は天地を創造された。」「光あれ。」とあります。
波のような模様が、壁の上と下にあります。
「空」と「海」です。
左右の壁には、最初の人間である「アダムとエバ」の顔、「月」が描かれています。
壁全体には、ロザリオの珠がいくつも連なって刻まれています。
私たちは、聖母マリアに対する信心の人の一つ、「ロザリオの祈り」を、伝統的にも大切にしています。
姉妹たちとまごころ会員の祈りがつながり、聖母の取次ぎによってキリストに向かっていくよう、思いが込められています。
中央祭壇の銀板には、モロカイ島でハンセン病者のために生涯をささげたダミアン神父の精神を、創立当初の命がけの精神「Fiat」と重ね合わせ、その島の石で銀板に彫刻が施されています。
十字架の道行きも含めた聖堂内のデザインは、彫刻家烏山健司氏によるものです。
お告げのマリア修道会の歴史と精神を、よく表現してくださっています。